ライブ参戦備忘録

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月影花之丞大逆転 4/17夜公演


お久し振りです。


書く書く詐欺でした()


さすがに「染、色」は書き残したいし、そうなるとこれも書き残したいし、観劇する日迫ってるのにやばい!と思って書いています(笑)




実は大好きな先輩がお仕事の都合で観劇できないので…ということで譲っていただいたチケットでして。

突然舞い込んだ現場って楽しいよね!!!!!!




というわけで、もうとっくに千秋楽を終えていますので普通に書いていきます。









まずは座席。

一般チケットだったので3階席でした。

まあ、オリックス劇場なのでそんな3階席だからって見えないことないんですけどね。



コロナの関係で3階席は真正面で見える座席以外はほとんど潰れていました。
また、5列目より後ろの席も全部潰されてましたね。
必然的に3階席とは言え、~5列で見れるわけですよ。
え?お得なんか???
だって普通に~5列だったら1階席で誘導してるお兄さんたちの顔見えますからね。
ってことは演者さんの顔も普通に肉眼で認識できますからね。
オリ劇最高…。


あとお客さんが入っていくと気づくわけですが、皆さん、割と販売されてたペンライトをお持ちなんですよね。

3階席は同じような一般席なのでライトなファン層だったんですが、1階席など劇団のファンの方々はほぼほぼ持たれてました。
あれ、これせめて黄色に光るペンライト持ってきた方がよかったんか?と思ったり思わなかったり…。
出演者に西野七瀬ちゃんがいるからそこのファンの方かな…?と思わしき男性陣もちらほらいたしね。
私含めなかなか触れられない劇団新感線の舞台にそわそわしてる3階席っていう印象でした。






開演時間くらいになるとそこまで流れていたBGMの音量が大きくなり、少し照明も暗くなります。
まもなく開演します、とかじゃなくてこれでロビーにいる人追い立ててたんかな?
ロビーに人がいなくなったんやろうなというタイミングで暗転しました。



最初は劇中劇から。

時代劇っぽい感じで、さすらいの侍(阿部さん)が助けた町娘にお礼を言われているところから。

一通りのやり取りを終え、立ち去ろうとすると今度は村人っぽい人達が集まってきてお礼を言いに来ます。
で、ほぼ同じやり取りをもう1度。
ここでどうやら侍は悪代官をやっつけたらしいことが分かります。
からの突然宇宙船が後ろの映像で出てきて、それに合わせて宇宙人(七瀬ちゃん)がお礼を言いに来ます。
侍は銀河の組織もやっつけて宇宙の平和も守ったそうです()

今度は悪代官側だったっぽい古田さんが出てきて阿部さんと殺陣のシーン。
巻き込まれていく村の人や町娘たちがみんな倒れてしまい、本気で心配した侍が芝居を止めて劇中劇が終了。

まあ、劇中劇というよりは、劇中稽古なんですけども。


月影先生「なんで止めたんですか!!」

完全にビジュアルがガラスの仮面月影先生(笑)
とりあえず稽古だったのでダメ出しが始まります。

七瀬ちゃんへのダメ出し。
「リアリティがない!もっと身の回りの宇宙人を観察しなさい!!」
七瀬ちゃん「でも宇宙人なんて、」
月影先生「そこら中にいるでしょ?コンビニとか!」
どんな世界だよ()

で、阿部さんは本当は劇団員ではなく、保険の外交員。
大人生命って書いたTシャツ着てて、舞台上でスーツに着替えます。
なんで外交員なのに稽古に参加してるかと言うと、舞台に出たら月影先生が3億円の大口契約をしてくれるって言うから。

この辺りでぴくぴく痙攣しだす町娘と村人役の役者たち。

阿部さん「救急車呼びましょう!」

でも月影先生は古田さんにかんなを持ってくるように要求します。
なぜなら、役者は帝国劇場の舞台の板をかんなで削った木くずを煎じて飲めば元気になるから。
阿部さん「無茶苦茶ですよ!!」
月影先生「無茶苦茶と書いて役者と読むのです!」
ここ、後ろの映像で分かりやすくでっかい文字とルビ振ってくれててめっちゃ面白いです。

そんな感じで帝劇の話をしていると生き返る役者たち。
月影先生「ほら、帝劇の話をしたら元気になったでしょう?!」

という感じで今日の稽古はここまで。
役者たちも解散していきます。



暗転して映像が流れます。
OP映像的な。
現在劇団にいる人達の紹介になっていて、全部パロディ作品。
これが全部劇団月影花之丞の演目という設定です。

全部は覚えてないけどパロってたのは「弱虫ペダル」「美女と野獣」「鬼滅×刀剣乱舞」などですね。
美女と野獣」パロの「美女と和牛」で牛の人形と踊りながら出てくる七瀬ちゃんに記憶全部持ってかれたみたいなとこある()



からの文一君のターン!

文一君はインターポール極東支部に所属する国際警察です。
でも、極東支部には局長と文一君の2人しかおらず、予算も低予算。
しかも局長、実は文一君の同期に交代していてその人の任務で予算を使い切った、っていう(笑)
予算がないため、局長秘書もパートで雇われてる山本山 本子さん。

文一君に与えられた任務は国際的にも指名手配されている殺し屋イレイザーを逮捕すること。
イレイザーは古田さんです。

文一君「確かにどこからどう見ても悪人の顔だ。スナイパーじゃないか。」
本子「これは彼が演じたゴルゴ十三(とおさん)のポスターです。」

今、日本の劇団にいるのでそこを逮捕する、という任務。
の説明で出てくる写真がめっちゃ和気藹々と共演者の方々と喋ってる写真。

文一君「見事な溶け込みっぷりだ…三茶でよく飲んでる小劇場あがりの役者にしか見えない!」


ここまで分かっているのに証拠がないから堂々と逮捕することはできないイレイザー
なので文一君が劇団に潜入して証拠を掴み、暗殺を未然に防いで逮捕することが目的。

この辺から歌ったり踊ったりするんですけど、普通に文一君歌も踊りも上手いからめっちゃ楽しいです。


と、こんな感じで(雑)仕方ないから文一君は日本の劇団に潜入することになるのです。



(確か)続いて古田さんが殺し屋として依頼を受けるシーン。

依頼してきたのはフランスの財閥の奥さんで、イレイザーはこれまで生きてる価値もないような人間を殺してきた殺し屋。
でも今回の依頼は理由を教えられないという奥さん。
依頼は教えられないけど月影先生を殺してほしい。
しかも自然死に見せかけたい。
不審に思いつつ、今までの信頼があるので依頼を受けるイレイザー

月影先生はハイテンションの持病があって(病名和名で教えてくれたけど難しくて忘れた)、要約すると、テンションが上がって血流が良くなりすぎると欠陥が爆発する病気。
もう完治はしたらしいが、それを再発させて殺せば自然死に見せかけられる!という作戦。
ただ、月影先生はなかなか動じないので恋に落とそう!ということになるのです。


そのまま稽古の休憩時間に時間が飛びます。


休憩時間にベテランっぽい古田さんに相談しに来た阿部さんと七瀬ちゃん。
七瀬ちゃんが悩んでるけど、阿部さんは演劇初心者で何もアドバイスができないからベテランっぽい古田さんを頼りに来た2人。
でも七瀬ちゃんがあまりにもかわいくて普通に普段の殺し屋の方の仕事の話をしてしまう古田さん。
ただ、絶妙に役者の話にも聞こえるので普通に勘違いしていく2人。

七瀬ちゃんの悩みは共演者をすぐに惚れさせてしまうということ。
元々は大女優で色んなドラマに出てたんです、っていうところでまたパロ作品がいっぱいあったんですけどこれも一部しか覚えてないのよ…
恋つづとおちょやんと逃げ恥はあって、恋つづは確か「恋はつくづく~」みたいな感じ。
逃げ恥は「逃げるは恥だが仕方がない」ってメモに残してます()

そうやってドラマに出てたけど、共演者が七瀬ちゃんに惚れすぎてセリフと全然違うことを口走るようになるから段々七瀬ちゃんの仕事が減り、もう役者を止めようとしたときに月影先生に拾われた、という経緯。

この話で七瀬ちゃんのかわいいシーンだけ映像で七瀬ちゃんカメラが映るし、可愛い顔がきゅーんみたいな効果音と共に出るから全面的にかわいかったです。

阿部さんだけはまともに人の目を見ないので七瀬ちゃんには惚れず、こうやって相談にも乗ってくれようとしていた。

阿部さん「心のシャッターを下ろしてるんです。保険外交員の鉄則です!」
最高(笑)


阿部さんと七瀬ちゃんが戻った後、七瀬ちゃんの真似をすれば月影先生をドキドキさせられるのでは!?となって練習する古田さん。
顔の角度とか目線とか色々工夫してる途中で月影先生が入ってきます。
早速試してみる古田さん。
でも全然効果は出ず…。
古田さん「やっぱり他人のやり方じゃダメか。」

というわけで正攻法で告白することに。
まあ、当然するされるので仕方なく拳銃で殺そうとしますが、それも取り押さえられます。
月影先生「恋愛ドラマよりそっちの方が似合ってるわよ。」

どうやら芝居と思われたらしい。
で、そのまま新人オーディションの手伝いに駆り出されます。



オーディションに来た新人は文一君。
文一君「インターポールであることを綺麗に隠して潜入するぞ!」

設定としては演劇の世界を目指す超好青年。
オーディション内容はエチュード月影先生の設定に合わせて即興劇をすることに。
文一君に近づいて吟味する月影先生

月影先生「インターポールの刑事にしましょう!」
バレたと思って慌てる文一君。
月影先生「そこはかとなくインターポール臭がする!」

からの国際手配されてる殺し屋役に任命される古田さん。

阿部さん「そんなめちゃくちゃな設定あります?実際にいたら見てみたいですよ(笑)」

月影先生の言うことは絶対なので仕方なくエチュードを始める2人。
先に古田さんが仕掛け、やられっぱなしになってしまう文一君に月影先生が近付きます。
月影先生「あなたのインターポール魂はそんなものなの!?」

これで本気になってやり返す文一君。
次は古田さんに近づき、胸元から拳銃を抜き出した月影先生
しかもそれを阿部さんに渡す先生。

この拳銃でこのエチュードに新しい風を吹かせなさい、みたいな感じだったと思います。
どっちの味方になってもいい、と言われた阿部さんを早速古田さんが助けに来た子分設定で呼びかけます。

阿部さんはアキラ、古田さんがアニキ、文一君はポールで即興劇が進んでいたはず…。


どんどん劇の設定が加わるんですけど最終的な設定が、
アキラとポールは幼馴染、アニキはアキラのお父さんを殺したが実は人を間違えて殺してしまっただけでその罪悪感からアニキはアキラを育てている。
ポール「こいつは全ての罪を償わなければならない!」
でも実はアキラがアニキに父親を殺させたから本当に償わなければいけないのは俺なんだ!!!
ってところでアキラが自害しようとして即興劇が終わります。

この即興劇で文一君は合格になり、次の日から稽古に参加することに。
で、あだ名もそのままインターポールになっちゃうっていう(笑)

阿部さん「すごい本物みたいですね!重量もあるし。用意してたんですか?」
古田さん「まあな…」(すぐ取り返して仕舞う)
ってメモに残ってました(おい)



その後の稽古で(ここの流れあんま覚えてないけど)団員の女性2人から先輩を舐めていると責められる七瀬ちゃん。
先輩「後輩ならもっと後輩らしくしなきゃ!ほら、インターポール!」
完全に文一君がパシリになっている構図(笑)
先輩「後輩ならインターポールくらい素直にならないと!」
先輩「元大女優だかなんだか知らないけど、私達も元アイドルなんだからね!」

このアイドルっていうのがそこそこにはかなり程遠いくらい売れたアイドル。
それ売れてなくね?(小声)

その名も(確か)暗闇坂666

七瀬ちゃん「私知ってます!曲も踊れますよ!」

そのまま代表曲を歌う先輩2人。
タイトル忘れたけど、歌詞が666-666からかかってきた電話が闇金融だったみたいな歌詞だったはず。
♪090からかかってくる電話は賃貸業者じゃない~♬
七瀬ちゃん「賃貸業者は法律で固定電話の設置が義務付けられているから090の携帯電話からかかってくる電話は絶対賃貸業者じゃないんですよね!私この曲で覚えました!」
普通に勉強になる話で草。

そのまますっかり意気投合して(しかも七瀬ちゃんのかわいいキューンにももれなくやられて)、よくしてくれるようになった先輩たちは文一君をパシってることを忘れて七瀬ちゃんと一緒に稽古場に戻っていきます。


誰もいない休憩室に帰って来た文一君となぜか通りかかる豆腐屋
実はその豆腐屋はインターポールで秘書のパートをしていた本子さんで、豆腐屋とパートを掛け持ちしているんです。
本子さん「インターポールってバレまくってるじゃないですか!」
と言いながらもイレイザーに依頼した人とターゲットが月影先生であることは突き止めた本子さん。
それだけ伝えて帰ろうとしたところを再び休憩室に来た先輩2人と七瀬ちゃんに見つかります。

先輩「リーダー?!」

実は本子さんは暗闇坂の元メンバーでリーダー。
メンバー3人(全員)揃ったのでもう1曲歌うことに。

これがたぶん欅のパロなんですよね。
「僕は嫌だ!」ってセリフ言ってたから(笑)
歌詞覚えてないし、そもそも欅の歌詞もちゃんと覚えてないから分からんけど、たぶんパロってると思います。
マークも坂道グループの四角形に斜め線が入って左上にグループ名が入ってるやつそのままやったし。
それをタオルとペンラ持って舞台の端で応援する七瀬ちゃんと文一君。
逆転世界でめっちゃ面白かったです、ここ。

歌い終わったらセットに隠れつつ衣装から元の稽古してるときの服に着替えつつ会話シーン。
先輩「リーダーが自分の道をいくって言うから解散したのに、なんでパートなんてしてるの!?」
本子さん「パートが私のやりたかったことなの!」
色々な仕事をしたかった本子さん。
この3人の会話を聞いていた月影先生が本子さんも劇団員に入れます。
強制的に(強制的に)

そして劇団の人数が増えたので次の演目は「アルプスの傭兵ジイジ」に決定!!


ここから劇中劇「アルプスの傭兵ジイジ」のターンです。



役は
ハイジ→阿部さん
おんじ(ジイジ)→古田さん
クララ→七瀬ちゃん
ヤギ→文一君
で他は劇団新感線の方々。


おんじは元傭兵で現在もまだ懸賞金が懸けられている凄腕の元傭兵。
それを知ったペーターが懸賞金目当てにおんじを殺害しようとします。
ペーターはおんじの懸賞金で世界中のヤギを買い占めたい(かわいい)
まあ、当然勝てないんですけど。
あっけなく返り討ちにあってペーターは冒頭すぐ死にます()
からのOP映像的な感じで役紹介です。

ちゃんとハイジの曲っぽいBGM(ハイジの曲ではなかったと思う)なんですよ。


おんじが傭兵時代に大きな組織とやりあったせいで、おんじの親戚は現在ハイジとおばさん以外全員殺されてしまい、ハイジは残された血縁であるおんじのところに預けられます。
おばさん「もうあんたしかいないのよ!」
説得してる間にも殺し屋に狙われていてガンガン銃で撃ち返すし、撃った先から張りぼての人形が飛んでくるっていう。

そうやってなんやかんやでおんじに預けられたハイジ。
最初の食事のときにいきなりおんじに毒を仕込まれます。
おんじ「他人からもらった食べ物を簡単に食べるな。」
でも実はハイジはハイジでこれまで命を狙われてきてるので毒の匂いくらいは分かるし、食べたフリをしておんじの様子をうかがっていたんです。
それでもまあ、おんじよりはまだ弱いのでボコボコにされます。

ハイジ「5歳児になんて扱いしてるの!」
おんじ「こんな5歳児いないだろ!5歳児っていうか50歳の波動を感じるぞ!」

この出会いからすぐに1年経って殴り返せるようになったハイジ。
3年経つと対等にやりあえるようにいなるし、刺客も殺せるようになったハイジ。
この描写で殺した刺客の中にちゃんと白いバッジつけて眼鏡かけてスーツ着てるただのトライさんな人形も飛んできててめっちゃ笑いました。
トライさーーん(笑)
しかもトライさんに対するおんじの一言「こいつもしつこいからな…」なのまじでおもろい。
確かにしつこい(笑)


そしておんじを殺しに新たな刺客ヤギ(文一君)が来ます。
ヤギはペーターに飼われてたヤギで、おんじにペーターを殺されたせいで1人ぼっちになってしまったのです。
復讐のためめっちゃ伸びてハサミみたいになった蹄でおんじを殺しに来たヤギ。
このヤギのセリフは全部後ろの映像に出てて文一君の声で読んでる音声が流れてるんですよ。
で、リアルの文一君の方はその音声に合わせてメエメエ言ってるっていう。
なのでリアルにいる人達はヤギがメエメエ言ってるようにしか聞こえないはずなのになぜかヤギの言葉を理解するハイジ。
そのままハイジがヤギの気持ちに寄り添い、ヤギが油断したところで片方の蹄を折り、そのまま崖から突き落とす容赦ないハイジ()



こうしてハイジもすっかり1人前になったのでついに刺客をこれだけたくさん送り込んでくるゼーゼマンシンジゲートのボス(クララのお父さん)を直接殺しに行くことに。
作戦としてはハイジがクララのお友達になって、油断したところを殺す作戦。

クララのお家で楽しくクララとお話しながら車椅子を押してるハイジの元にゼーゼマンが登場します。
そのまま挨拶してすれ違った後、なぜかゼーゼマンが倒れます。
あまりに早業過ぎたので巻き戻してスロー再生(もちろん自分達で)
実はすれ違った一瞬の間にめちゃくちゃ蹴り入れてるしナイフでゼーゼマンをめった刺しにしていたハイジ。

でも実はゼーゼマンシンジゲートを仕切っていたのはクララと発覚します。
車椅子も相手を欺く演技なので本当は立てます。
ハイジ「クララが立った!」
しかも殺しの腕はプロ級。
ハイジ「クララが撃った!」

クララもハイジが自分の父親を狙っていて殺しの腕がすごいことは知っていたのでハイジを一緒にゼーゼマンシンジゲートのトップとして世界中を自分達のものにしよう!と提案します。
クララ「誰も8歳と10歳の少女がトップだなんて思わないわ!」

でもハイジはクララとは手を組みません。
そのままクララを撃ち殺そうとしたとき、七瀬ちゃんが倒れます。
本当に七瀬ちゃんが気絶しているので稽古を一旦中断。

そこに月影先生の殺しを依頼した奥さんが登場します。
実はこの奥さん、阿部さんのお母さんという設定。
お母さんはどうしても阿部さんを舞台に立たせたくなくて出てきてしまった。

と、諸々正体がバレてしまったので最初のインターポールのスーツを着て事情説明を始める文一君。

全貌としては、
第二次世界大戦のときにドイツが俳優兵器という人間兵器を計画しており、それはその俳優の演技を見ると興奮で血液が異常に脳に流れ込むことで脳を爆発させるという計画。
それだけの演技ができる人間を作り、慰問団として敵地に行った際に敵を壊滅させるとう作戦。
結局敗戦したことで作戦は実行されなかったが、その実験台だった阿部さんのお爺さんの力が阿部さんに受け継がれてしまっている、という話です。
だから阿部さんと一緒に演技をすると興奮で血液が異常に流れ、最悪共演者は死に至るのです。
それを知っていて舞台の世界に引きずり込んだ月影先生が憎くて仕方ないお母さん。
そのまま自分で月影先生を撃って逃走します。


逃げた先は「動物の集まらない森公園」
離れた位置にタコの滑り台とパンダの乗るやつがある簡素な公園です(笑)


お母さん「やってもうたー!!!」
なぜかここまで標準語だったのに突然関西弁になるお母さん。
お母さん「カッときて、気づいたら指が勝手に…」
追いかけてきた阿部さん「自首しよ!?」
でも頑なに自首はしようとしないお母さん。

そこに追いかけてきた古田さんがやってきます。
実は俳優兵器は同盟国であった日本も計画に参加しており、古田さんは日本人実験体の末裔で阿部さんと同じ力を持っているのです。
ただし、自分でセーブすることができるので阿部さんほど無自覚に共演者に影響を与えることはない、という古田さん。

お母さんに対して、阿部さんが自分の息子であったことや、勝手にターゲットに手を出したということで契約を破棄することに。
ただし、自首されると殺し屋である自分としても困るので阿部さんを殺すしかなくなります。
ここで演技対決開始!

おんじVSハイジのシーンから。
クララも殺せるハイジを恐れたおんじがハイジを殺そうとするのです。

しかしここで月影先生が登場。
撃たれたけど、劇中で使ってた小道具の防弾チーズのおかげで生きていた先生。
先生「小道具も愛情をこめて本気で作れば本物になる!」
本当はちょっと痛かった先生。

その後ろから劇団員の皆もついてきて本気でみんなで芝居をしよう!ということになります。
阿部さん「みんな怖くないの!?」
劇団員「怖いけど、月影先生の保険には3億がかかってる。そしてその受取人は僕達だ!」
要するに金のためです()
先生「劇団員と書いてびんぼうにんと読むのです!」
ちゃんと映像にあくまで個人の見解ですって出てました。


2人が本気で芝居をするためには七瀬ちゃんの力が重要だと言う月影先生
というわけでクララがおんじVSハイジの場に乗り込むところから。


クララも実は生きていて、ハイジが殺したのはクララの影武者でした、という設定。
クララのお家の地下にはクララによく似た少女が何人も待機してるそうです。
クララはハイジとおんじとを取り囲むようにマシンガンを持った兵士を配置させます。
2人は剣を構えて対抗しようとしますが、さすがにこの数のマシンガンを防ぎきることはできません。
やられるっ!というときに身代わりになるため飛び出してきたヤギ。
ヤギも実は生きていたけど、バチボコに撃たれたので死にます。
ヤギとしてはハイジが自分の言葉を唯一理解してくれた人間だったから死んでほしくなかったんです。

ヤギを殺されたことで本気になったハイジは兵士をガンガン殺していきます。
そのあまりの気迫に降参するクララ。


たぶんこの辺りのくだりは劇団新感線の他の舞台のオマージュっぽいんですよね。
1階席とか2階席の劇団新感線のファンの方と思わしき層はセリフ言い終わる前から拍手したり反応があったけど、客演のファン層が多い3階席はぽかーんという感じでした(笑)
そのまま恐らく他の演目の決め台詞を言って去っていくおんじとハイジ。


これだけ本気で芝居をしたのに誰も倒れなかったことに驚くハイジたち。
実は七瀬ちゃんには心に闇があり、その闇はぴかぴかの闇で相手の気持ちをそのまま鏡のようにはじき返す力を持っています。
そのため、好意を持った共演者たちは七瀬ちゃんも好意を持ってくれていると勘違いして勝手に告白し始めちゃってたという真実が明らかに。
阿部さんや古田さんの演技も同様にはじき返されて自分に返ってくるのですが、自分を殺すわけにはいかないので無意識のうちに力をセーブしていたんです。
でも無意識のことなので自分達としては本気で芝居をしたのに?ということになるわけです。
それを全部理解していた月影先生は3人を一緒に劇団に入れたのです!というオチ。

先生「劇団で演技をするということが大切なのです!」

良い感じだけど、文一君はそういう特殊能力じゃなくてインターポールの人間なので残念ながらこれ以上一緒に演劇はできないことを伝えます。
そしたらインターポール極東支部月影先生が買い取ったおかげで一緒に演技しても大丈夫と告げられます。

これからもこの劇団で演劇をしていこう!!!

みたいな感じの終わり方でした。


最後挨拶みたいなのはなく、歌いながら演者紹介して拍手でお辞儀だけするカーテンコールがありました。











以上!駆け足な上にほぼ走り書きメモそのままですが、レポでした!

なんやかんや「染、色」見に行く日が明日に迫っています()
こっちはちゃんと書きたい!(おい)



ついでに夏松竹も行かせて頂くので久し振りにライブレポも書くぞ!!!
諸々記憶に焼き付けるぞ、と気合を入れなおします(笑)


ここまで読んで下さった方、本当にありがとうございました。