ライブ参戦備忘録

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「ミュージカル魔女の宅急便」メルパルク大阪7/4夜公演

 

 

お久しぶりです、というほど期間を空けずに行ってまいりました、「魔女の宅急便

 

 

 

関西Jr.の大西流星君がトンボ役をやることで話題ですよね。

もちろん彼を見るためにチケットとったわけですけども。

あ、FCじゃないよ。

もちろんチケぴ←

 

 

でもね!

メルパルクホール、松竹と比べもんにならないくらい狭いよ!

2階席4列目やったんですけど、2階席5列しかなかったからね!(笑)

なんなら私が普段所属してる吹奏楽団で演奏してるホールの方がたぶん広いし、私の大学の講堂(ホール?)みたいなとこと同じくらいの大きさやったかなぁ・・・(小声)

 

しかもチケぴで取ったのにまさかのほぼドセン!

さすがにこれは自分のチケ運よすぎだと思いましたね。

マジでセンターほぼ0ずれですからね!

 

そして今回は初めてぼっち現場に挑戦してきました!

 

 

本当はいつもの先輩とご一緒する予定やったんですが、チケの譲りなどの関係で先輩はお昼の公演になってしまって、すでに夜公演のチケを手に入れていた私とは別公演になっちゃったんですよね。

まあ、でも舞台なのでぼっちでも行けるかぁって楽観的な想いでぼっち現場初挑戦してきました。

 

 

いやぁ、でもほんま、大阪なだけあって流星君のファンしかおらんのちゃう?ってくらい女性しかいなかったですね。

いや、でもたぶん宝塚のファンの方もいたのかな?

私と同世代の人は圧倒的に流星君のファンやと思うけど、ちょっと上の世代とかお母さんくらいの世代の方は宝塚のファン、またはだいすけお兄さんのファンの方なのかなぁ、と思ったり。

現に花束、この2人はファンの有志の方から来てたしね。

宝塚さんの「ファン有志より」の花束初めて見たからちょっとテンションが上がりました←

 

あとね、本編行く前にもう1つだけよい?

 

メルパルク、予ベルが予ベルじゃないよ、あれ。

なんか、もう1曲始まります、みたいな感じやった。

普通予ベルって「ブーーー」みたいな単音やのに、普通にメロディあったし、5分前やのにもう舞台始まったんかと勘違いした←

いやぁ、やっぱホテルのホールとなると違いますね(偏見)

 

 

 

さて、そろそろ本編いきますね(笑)

 

 

 

最初は音楽と風の音から。

木陰で座ってるキキがシルエットっぽく映し出されます。

ここにはシルエットのみでセリフはありません。

 

背景は基本的に全部プロジェクターで映し出したもの。

なので風がそよいでる風の映像もできるわけですね。

 

もう最近の舞台って全部こういうプロジェクターありきの舞台が多いのかなぁ、と感じたり。

 

靑種子の時は確かプロジェクター一切なかったけど、リューンもめっちゃプロジェクターやったしね。

時代かな(誰目線)

 

 

で、そのあと舞台の真ん中らへんに可動式の壁があって、それが閉じます。

若干扉っぽい線が見えるけど、基本はここにプロジェクターで映すのであろう、真っ白な壁。

舞台はほぼ真っ黒なんですけど、そこからフードを被った大人が1人ずつ出てくるんですね。

 

 

これはおそらく役名がある人たちで、その人達が魔女とはという感じの歌を歌う

みたいな感じです。

この辺、ちょっとリューンっぽさを感じたのだけれど、ほかのリューンと魔女宅両方観劇した人たちどうですか?←

 

 

確か歌詞は「かつてはたくさんいた魔女ももう数少なくなってしまった」みたいなので、ちょっと悲し気。

でもそのあとフードの人たちがはけて、町の人たちが出てくると曲は一気に明るくなります。

というか、この明るくなる前に「コキリのところに赤ちゃんが生まれたって!」みたいなセリフが入るんですよ。

まあ、それがキキなわけですけども。

途絶えるかもしれないと思われていた魔女の血が受け継がれたことに対する町の人々の喜びはそれはそれはすごいもので。

みんなでキキの誕生をお祝いする歌を歌うんです。

 

歌に圧倒された、っていうのももちろんあるけど、歌自体がすごく愛に溢れてて。

そんな愛に包まれたカンパニーで愛されてる流星君考えたらなんか、すごい感動してしまって泣きそうになってしまった・・・。

 

 

同じ日の昼公演にりゅうちぇ団ことニート会のメンバーと丈君が観劇してたっていうのをTwitterで見て「強火担さすがやなぁ。」と思ったり、「大ちゃん号泣してた」みたいなレポを見て「大ちゃん、過保護やなぁ。」って思ってたんですけど、これは人のこと言えないぞ、ってなった。

大ちゃんがどの辺で号泣してたのか全然わからんけど、私はあれ、周りに人がいなかったら普通に泣いてたよ・・・

別に大西流星担名乗ったこともないのにね。

まいジャニを初回から見てるだけで流星君のこと、もう勝手に親目線やし、あの小さかった流星君が・・・って思ってしまうし、誰目線やねんって感じやけど、もうこれは本当に許してほしい。

 

この後何回もこんな感じの話すると思うんで、「担当でもないくせに語ってんじゃねぇよ」みたいな方はどうぞ回れ右してください。

 

 

 

 

 

さて、舞台は時間が進み、キキが13歳になったところから再開しましょう。

 

 

この物語の大前提として、魔女の存在があります。

魔女は13歳になると満月の夜に修行の旅に出なければなりません。

つまり、ここはキキが旅に出る直前、的な感じですね。

 

でもまだこのときのキキは旅に出ることを決意できてません。

コキリ(キキのお母さんね)にも「いつ出発するつもりなの?」と何度も尋ねられます。

ジジにも「本当に魔女になる気ある?」だなんて言われてしまいます。

 

 

あ、そういえば、この舞台は基本ちゃんと全部人間です。

喋る猫なんて当然実在しないので、ジジも、黒猫のコスプレをした子役の子です。

これがまたかわいいんですよね。

ってか子役の子みんなマジでかわいい。

あ、いや、まだここのキキは主役の福本莉子ちゃんなんですけど。

 

 

この後キキが「魔女にはなる。あの時決めたもん。」って言って、回想シーンに入ります。

 

回想は回想でリトルキキとリトルジジがいて、その2人が演じるんです。

このリトルキキとリトルジジがめっちゃかわいい!!

マジでかわいい!!!

最近の子役の子とか全然知らないので、お名前とかパンフレット見てもわからなかったんですけど、マジでかわいい。

テレビとか出てるんかなぁ・・・

そもそもトリプルキャストくらいでやってるみたいで、この日がどの子だったのか、って言われたらリトルキキ以外はちょっとわからないんですけど←

でも、どの子もかわいいから仕方ないと思います(開き直り)

 

 

ここで魔女になることを決意するリトルキキとそれを思い出すキキが一緒に歌うんです。

これがまたかわいい中にもちょっと強さみたいなのがあって、あぁ、そうそう、ジブリの映画の女の子ってみんなこうやってちゃんと自分を持ってるんだよなって思ってしまった。

これ、ジブリ原作じゃないのにね(笑)

パンフレット見るまでジブリ原作だと思ってたので許してください←

 

 

そして歌の後に次の満月に出発することを決めたキキはコキリとオキノに嬉しそうに報告しに行きます。

でも実は次の満月は2日後。

ここからもキキの奔放さというか、ちょっとちゃきちゃきした感じというか、ジブリの女の子って感じしますよね(語彙力)

 

 

いよいよ旅立ちのとき、また町の人たちがみんなで歌って送り出してくれます。

もうマジで町の人たちの歌、いちいち愛に溢れてるから色々な意味で涙ぐむ←

なんていいカンパニーに入ってるんだろうって思うし、なんか歌詞がこの先就活とかしないといけない自分にリンクしてしまって普通に泣きそうになった(笑)

いやぁ、病んでますねぇ

まだ就活してないのにね←

 

 

 

そしてキキ、実際に飛びます!

ワイヤーアクション!

いや、アクションではないか(笑)

でもワイヤー使ってほうきにまたがり、飛びます!

 

背景のプロジェクターは星空で、満月も映し出します。

そしてキキがちょうど満月の真ん中にきたとき、隣に「ミュージカル魔女の宅急便」っていうタイトルクレジットが映し出されるというシャレオツ演出!

で、この飛んでる間、キキがずっと首をBGMに合わせて振ってるからかわいくて仕方ない。

 

 

 

確かこの飛んでるとき、電車で一晩過ごしたり映画ではしてたような気がするし、もっとラジオがフューチャーされてたような気がするけど、さすがに舞台はそこまで細かく描けないし、もしかしたら映画が原作ではなくて、ちゃんと原作本があるので、そこにはそんな描写はなかったのかもしれないのですが、最初にキキが選んだ町にはすでにちょっと感じの悪い魔女がいるところから。

 

自分もちゃんと映画の内容覚えてるわけじゃないけど、もうちょっとここも映画は長かった気がするなぁ、なんて。

んー、魔女宅なんてほんまに小さい頃は何回も見てたのになぁ。

ちゃんと覚えてないままなのが悔しい・・・。

いや、藤井さん家の流星さんに比べたらマシか(小声)

 

 

キキは最初の町を諦めて別の町を探しに再び空を飛びます。

 

そして見つけたのがコリコの町。

 

ここで再び登場、町の人たち。

 

キキのふるさとの町の人たちと同じ人たちが演じたり歌ったりしてるんですけど、こっちの方が明るい性格な感じかな?

お話自体も、ちょっと現代的に寄せてあって、現代のちょっとおしゃれな南の町っていう感じ。

 

 

コリコの町は明るいんだよ、みたいな歌を歌います。

ここでようやく登場、トンボ!

 

もうね、みなさん、反応がわかりやすすぎ(笑)

トンボが出てきた瞬間、周りほぼ全員が前のめりになったからな。

本当は舞台は前のめりで見ちゃダメなんだよ。

みんな背もたれに背中つけてくれ(笑)

なんなら2階席双眼鏡持ってる人結構いたしね。

あの距離で双眼鏡使うって、やばいなと思った(小声)

みんなコンサートのときどうやって過ごしてんの?(小声)

私は基本的に全体をちゃんと目に焼き付けて、細かい自担の動きはDVDに入るよって感じのタイプなので双眼鏡自体持ってません←

それにしてもやっぱりあの距離で双眼鏡は解せぬですよ・・・(まだいう)

 

 

 コリコの人たちの歌が終わるとキキがコリコの町に降り立ちます。

でも、魔女なんて見たことのないコリコの人たちはおどおどしまくり。

あっという間にキキを取り囲んで物珍しそうに覗いたりします。

それにキキが困ってる、と勘違いしたトンボは町の人たちに「魔女に呪いをかけられるぞ!」と言って町の人たちを追い払います。

 

これがキキ的には最悪。

キキが使える魔法は空を飛ぶことだけなのに、呪いを使うだなんて嘘を吐かれてトンボの印象は駄々落ちです。

まあ、トンボはよかれと思ってやってるからかわいいんですけど。

 

 

空に憧れを持つトンボにとって空を自在に飛び回る魔女のキキは尊敬もの。

どうやって飛んでいるの?

どこから来たの?

と質問攻め。

でもキキはトンボへの印象が最悪なので答えずに空へ飛び立ってしまいます。

 

ちょっと残念そうながらも「わぁ、すごいなぁ。」みたいな感じでキキを見上げるトンボがめっちゃかわいい。

いや、トンボかわいいわ(今更)

 

 

 

コリコの人たちに受け入れてもらえる気がしないキキは町の一角のベンチに座って落ち込んでしまいます。

せっかく期待してこの町に来たのに。

すでに心が折れそうなキキ。

昨日故郷を出てきたばっかりなのにもう故郷の人が恋しくなってしまいます。

 

ここでまたリトルキキとリトルジジが出てきて回想シーン。

と言いながらもほぼ歌なんですけど。

 

リトルキキがめっちゃ歌うまいんですよね。

さすがミュージカル。

そのために選ばれた子役さんなだけありますよね。

本当に尊敬する。

 

 

この後、大きなお腹を抱えておソノさんがやってきます。

何やら急ぎのよう。

でもお腹に子どものいる状態で走るのには限界があります。

おソノさんはその時、キキを見つけ、代わりにお客さんが忘れたおしゃぶりを届けてほしい、と頼みます。

キキは頼みに答えるため、ほうきにまたがり空を飛びます。

無事、おしゃぶりを届け、おソノさんのところに帰ってきたキキ。

 

初めて魔女を見たおソノさんは町の人たちと違って嬉しそう。

どうやらおばあさんから昔はこの町にも魔女が来ていたんだと話を聞いていたそう。

実物に合うのは初めてなので嬉しそうだったのです。

そして、まだ泊まるところさえ決めていないキキに自分の家に来るように誘います。

町の人が怖がる魔女を家に呼んでも大丈夫か?と心配するキキに対しておソノさんが一言。

「うちに魔女が泊まるなんて、ちょっと素敵だと思わない?」

 

ジブリって、こういう天性の人の良さを持った人も絶対登場しますよね。

どうしようもなくいい人。

大学生ながらに、こんな人そうそういねぇよって思うけど、13歳の子がこんないい人に出会えるような世の中だったら、っていう願い的なものも込められてるような気がして、やっぱり奥が深いなぁと思います。

 

 

そしておソノさんと旦那さんのフクオが経営するグーチョキパン屋さんにお世話になることになったキキ。

 

このグーチョキパン屋さんからもねお花があったんですよ!

舞台の中以外でもそういう細かいところに遊び心があって、ホンマに開演前から素敵な舞台ってことがわかりますよね。

 

 

まだこの時点ではコリコの町に住むかどうかも決めていないキキ。

とりあえずパン屋さんのお手伝いをします。

 

そこにキキがいると聞きつけてやってきたトンボが来店。

 

キキに質問したいのに逃げられたトンボがリベンジしにきたのです。

 

 

ここでトンボがキキにたくさん質問したり、知りたい!って思いを歌うんですけど、これがまたかわいい!

そんなトンボがちょっとうっとうしくて逃げ回るキキと追いかけるトンボがパタパタ駆け回るのがかわいい。

空を飛べる秘密はなぁに?

このほうき?

みたいなところでキキからほうきをとろうとするけど、とられまいとキキも必死になるところが私は好きです。

すごいかわいかった。

本当にかわいいの渋滞。

 

 

でも店でパタパタしすぎてフクオに止められるトンボ。

後でパンフレット読んだらここがフクオのおいしいところのようで(笑)

確かにちょっと怒った感じが出てて、トンボもキキも「あ・・・・」みたいな感じになってて、観客としてはほほえましいったらありゃしないんですけど。

 

 

仕方なくこの日トンボはキキの名前だけ教えてもらってお店から出ていきます。

「また、来るね?」って言い残して。

かわいい!!!!!

もういつでも来てくれ (誰)

 

 

そしてその後、あのぬいぐるみのシーン。

 

おしゃぶりを届けた話を聞いた町の人が姪っ子へ誕生日プレゼントを届けてほしいとキキに頼みに来ます。

それはジジにそっくりな真っ黒のぬいぐるみ。

舞台ではジジは人間なので、それに合わせて結構大きめのぬいぐるみ(笑)

 

 

私は割と映画でもこのジジとぬいぐるみを取り換えるシーンが好きなのでめっちゃ覚えてたんですけど、みなさんどうですかね?

 

簡単に喋ると、ぬいぐるみを届ける最中にキキはぬいぐるみを落としてしまうのです。

それも森の中に。

日が暮れるまでに届けてほしいと頼まれていたのに、これでは間に合いません。

仕方なく、一旦ジジに身代わりを頼み、あとでジジとぬいぐるみを入れ替えることにします。

ジジはすごく不服そうですが。

 

ぬいぐるみの代わりに遊ばれてるジジ、めっちゃかわいかったなぁ。

ここのジジ、めっちゃ好き。

かわいかった。

あんなぬいぐるみなら私も欲しい←

 

 

ジジをとりあえずプレゼントの代わりとして届けたキキは急いで森に戻り、本物のぬいぐるみを探します。

そこで出会うのが森のアトリエに住む絵描きさん。

ジブリの映画の方では役名あった気がするけど、ここではそこまで重要人物ではないので、役名はなかったです。

彼女が本物のぬいぐるみを拾ってくれていて、無事、ジジと交換することに成功します。

 

 

プレゼントを届けてほしいと頼んだ人にもちゃんと届けたことを報告したキキ。

町の人はまだ魔女は呪いを使うと信じてるので、何も考えてなかったけど、代償に魂を抜かれるのではないか、寿命をとられるのではないか、カエルにされてしまうのではないか、と危惧する歌を歌います。

ここはかなりコミカル。

 

でもキキは呪いはおろか、空を飛ぶことしかできないのでそんな危惧するようなことするわけありません。

キキが住んでいた町ではお金ではなく、みんなが心でつながっていて、おすそ分けの文化が根付いています。

だから何かをおすそ分けしてくださいと頼みます。

それを聞いたおソノさんが「昔はこの町もそうやっておすそ分けしてたのにね。」と言います。

なんだか、ここはすごく現代社会を表してるな、って思いますよね。

ご近所づきあいが薄くなってしまった現代。

いわゆる孤立社会。

それってどうなんだろう?と改めて考えさせられるようなシーンです。

 

 

こうして町の人に頼られる喜びを知ったキキは、コリコの町に住むことを決め、この町でお届け物屋さんを始めることを決めます。

それを知ったおソノさんは店の2階が空いてるから、そこにキキを住まわせます。

「うちの2階に魔女が住むなんて、ちょっとどころかとっても素敵なことだと思わない?」って。

あぁ、おソノさん・・・どこまでもいい人・・・・

 

お届け物屋さん、というのはちょっと覚えにくいから、「魔女の宅急便」にしよう!

そんな提案によって町の人へも広まった「魔女の宅急便

魔女がこの町に住むって!

仕事も始めるって!

その名も「魔女の宅急便」!

っていう感じの歌詞の歌を歌うんですけど、そこにトンボもいるんですよ。

トンボは歌うっていうかその町の人たちの間をパタパタ駆け回ってるんですけど。

途中で下手側かな。

ちょこって座って曲に合わせて首を振るところがあるんですけど、それがもうとんでもなくかわいい。

 

 

1幕はこのキキが「魔女の宅急便」を始めるところでおしまい。

20分間の休憩に入ります。

 

双眼鏡勢は幕間で「トンボ駆け回るから追いかけんの大変やったわぁ。」とか言うてたけど、この距離やったらちゃんと見えるし、双眼鏡なかったら駆け回る姿が全部見えるんやからな、って勝手に優越感←

 

 

 

 

 

さて、続いて2幕にいきましょう。

 

 

2幕はまずコキリとオキノのもとにキキからの手紙がやってくるシーンからやったかな。

 

キキが元気にやってることに安心しながらも、どこか寂しい2人。

そんな2人の子離れしなくちゃね、みたいな歌がまた優しい!!

だいすけお兄さんすごい声が優しい!!!!

あぁ、これが歌のお兄さんの力か、って感じました(小並感)

 

 

そして場面は変わって「魔女の宅急便」を始めたキキ。

でもそんなにすぐに仕事が舞い込むわけではありません。

暇だなぁ、と思いながら電話を待ちます。

ここがあの有名なポスターのところですね。

パン屋さんのカウンターにひじをつきながら電話を待つところ。

このポスターもなんか裏話みたいなのテレビでジブリの方が喋ってたような気がするけど、忘れました、ごめんなさい(笑)

 

 

仕事を待つキキのもとにやってきたのはトンボ。

でもまだトンボに対して好感がそこまでないキキが意地を張って忙しいから、と突き放します。

ジジが「まだ1つも電話きてないじゃん。」とかいうんだけれど。

それがジジのかわいいところなんだけど!

 

ここでタイミングよくなる電話。

電話の主はぬいぐるみの1件で知りあった絵描きさん。

コンクールに出す絵を届けてほしい、とパン屋さんの元まで絵を持ってきます。

その絵はなんとキキがモチーフになった絵。

この絵がめっちゃ綺麗なんよね。

 

初めてのお友達に頼まれて嬉しいキキは喜んで仕事を引き受けます。

でも、絵描きさんが帰ってからトンボに一言。

「こんなに大きいもの、運べるの?」

 

キキはここでようやく自分がこんな大きなものを運んだことがないことに気が付きます。

どうしよう!!と焦るキキのためにトンボが頑張ります!!

 

ずっと空を飛ぶために飛行機のことについて勉強していたトンボ。

歌いながらキキが空を飛ぶために必要なことを考えてくれます。

この歌が抗力とか推力とかちょっと物理の言葉の多い歌詞ながらもかわいいんですよね。

振り付けがめっちゃかわいい。

絵からひょっこりはんみたいなことして歌うの。

いや、あざとい・・・

ここだけ永遠にリピートしたいと思ったやつ、怒らないから手を挙げなさい。

私もだ

 

ここで、キキはトンボにも魔法があるよ!って言います。

キキ曰く、というかコキリ曰く、人間は誰もが魔法を持ってる。

それが少し見えにくい人もいるだけ。

キキはトンボにはそういう理系の知識があるところが魔法に見えたんでしょうね。

かわいいね。

 

トンボのアイデアのおかげで大きな絵を運ぶことにも成功したキキ。

それがよい宣伝になってキキのもとにはたくさん仕事が舞い込むようになります。

 

ちなみにこのとき、トンボがキキのもとに来た理由はキキを今度開催される町のダンスパーティーに誘うためだったんですよね。

 

それでキキもダンスパーティーに行くんですよ。

でも町の人の知り合いなんてトンボしかいないキキ。

楽しそうに町の人たちは踊ったり歌ったりしてる中になかなか入れません。

 

またここで楽しそうに町の人と踊るトンボがかわいい。

やっぱりジャニーズだからめっちゃ踊れる。

まあ、いつものロックダンスではもちろんないんですけどね。

でもここで町の人たちに見守られて1人でソロダンス踊るところとか、すごいかわいいし、愛されてるなぁ、って感じるからすごい好きです。

 

あと何気にトンボと親しそうに喋ってた男の人と基本青いチョッキ着てた人が2階席から見て結構かっこよかったんですけど、1階席の方々、どうでした?

(あんま顔の詳しいところまでは見えてない)

 

 

そんな感じでトンボはダンスパーティーを楽しむけれど、いつもの黒い服しかないキキはほかの女の人たちに馬鹿にされてしまい、ついに会場から逃げ出してしまいます。

それを見たトンボは急いで追いかけます。

あぁ、もう好きやん・・・←

 

 

そして町の外れで声をかけるトンボ。

やっぱり町にはまだなじめてないのかもしれないと落ち込むキキ。

キキはトンボが声をかけてくれたけど、それでも帰ってしまいます。

トンボはトンボでキキがいないパーティーに戻る気にはならなくて、飛行機づくりを再開します。

キキと一緒に空を飛ぶために。

 

健気じゃない?

このトンボめっちゃ健気じゃない?

もう好きよな。

キキも好きやし、トンボも好きやん。

ふぇ、かわいい・・・

 

 

 

シーンは変わり、再び仕事が舞い込むキキのシーン。

でも仕事が舞い込めば舞い込むほど、キキは仕事の意味がわからなくなってしまいます。

人間の汚い部分に触れるんですね。

 

こうやって見ると、本当に現代の大人って汚いところだらけだなぁ、おい、とか思ってしまうけど、自分もそうだしね。

人のこと言えないよね。

お礼を言わないとか、平気で嘘をつくとか、贈り物なのに扱いが雑とか。

あぁ、現代人って嫌だなぁ、って思ってしまう。

13歳のキキは、自分の故郷でみんなが家族のように温かい町で育ったので、そんな人間の汚い部分に触れたことがありません。

 みんな何のために仕事をしてるんだろう?

なんだかすべての大人に刺さりません?

個人的にはこれから就活とかが待ち構えてるだけに何のために仕事をするんだろう?って思ってしまって、すごく刺さってしまった。

 

 

そしてついにキキは心が弱り、体調を崩してしまいます。

 

そんな時に限ってキキのもとへ町長から町をかけた仕事を頼まれます。

 

あ、ここまで町長の存在書いてないですね←

でも町長、かわいいだけで大したことないから(失礼)省いたままいきますね

魔女が町にきてしまった、どうしよう・・でも怖いから声かけるのはやめとこう

、みたいな町長の歌があるんですけど、歌詞かわいくない?

13歳の少女におびえる町長かわいいかよ(笑)

 

 

町1番のお祭りである花火大会の花火を打ち上げるための部品が壊れてしまい、しかもその部品はコリコから離れた町にしかない。

もうキキが飛ぶ以外に間に合う方法はない。

あぁ、よくありますね、こういうどうしようもない場面!

定番!←

 

 

でもキキはコキリからもずっと「心が弱ってるときは空を飛んではいけない」と言い聞かされてきてます。

 

ここの回想シーンもまたいいんですよね。

 

 

リトルキキがお友達から自分は魔女だから特別だよ、と言って遊んでもらえないシーン。

それをきっかけに喧嘩してしまったのを見たコキリがキキへ教えてあげるんです。

「人間は誰もが魔法を持ってる。それが少し見えにくい人もいるだけ。」

「生まれ持った才能が1番の魔法とは限らない。あなたも1番の魔法を見つけなさい。」

 

個人的にこの舞台の中で1番好きなセリフです。

ここで泣きました。

ガチで。

 

 

すごい中身がめんどくさいヤツなのでここからちょっと自分の話するんですけど(嫌だったらとばしてくだせぇ)

 

なんかね、本当に私、なんの取り柄もないんですよ。

オンリーワンになるようなものって言ったらいいのかな。

自分にしかないもの、ってないんですよね。

勉強ができるか?と言われたら昔は、と答えるしかできないし。

じゃあ、楽器が上手いのか?と言われたら、ここ最近ずっと私よりうまい人だらけのサークルにいるから自己嫌悪ばっかりやし。

文章能力なんてこのレポ読んでたらわかる通り皆無です。

なのに、今後就活するにあたって自分の強みというものを見つけないといけない。

もう2年もないです。

19年間生きてきて見つからなかったものがたった2年しないうちに見つかるのかって言われたらそんな気が全くしません。

割と真剣に将来不安やなぁって思ってます。

色々と。

やから、このコキリのセリフが本当に心に刺さりました。

何より「持って生まれた才能が1番の魔法とは限らない。」が刺さった。

持って生まれた才能がある人のことを羨ましいと思ってたけど、それが1番の魔法とは限らない。

それは暗に努力で得られる1番の魔法もあるのだ、と言われてる気がして。

これから努力しなきゃな、って勝手に思って泣きました。

 

 

 

 

 

 

はい、ここで身の上話終わったんで、本編戻ります(笑)

 

 

 

心が弱ってるキキはうまく飛べないから、と町長の頼みを断ります。

でも、どうにかして町長は町の人に喜んでほしいからと頼み続けます。

ちょうとキキのお見舞いにきていたトンボはそれを見て自分が飛ぶ、と言います。

トンボはキキのもとに自分の飛行機が完成したのだと報告しにきたところだったのです。

 

ということは、当然トンボは初めて空を飛ぶわけで。

不安で仕方ないけれど、トンボが飛ぶ以外に道はありません。

 

 

そしてトンボは町の人に見守られながら空を飛びます。

 

ここでトンボパート、町の人パート、キキパートに別れて歌を歌うんですけど、私の好きな歌詞が違うのにリンクしていくパターン!

あぁ、こういうの、本当に歌詞パンフレットに書くか、CDにするかしてほしい。

舞台に力強くこれから飛ぶんだという歌詞を響かせるトンボがかっこよかったです。

ここだけはかわいい封印。

トンボの決意が現れた歌詞が好きです。

大ちゃん、ここで泣いたのでは?って勝手に思ってます←

 

 

 

そしていざ飛び立ったトンボ。

はじめはちゃんと浮いてうまくいったのかと思いきや、やっぱり素人が作った飛行機ではちゃんとは飛べず、急降下。

それを見たキキはトンボのために飛ばなきゃ、と思い、フクオからデッキブラシをもらって飛びます。

トンボのために、と思うことでキキは空を再び飛べるようになったのです。

愛の力ですかね(黙)

 

 

トンボの手を掴み、助けることに成功したキキ。

キキと一緒に空を飛べていることに感動するトンボ。

このときの2人が歌う歌もめっちゃよいです。

空を飛んでるときのあなたの顔は初めて見たよ、みたいな歌詞。

2人ともめっちゃ笑顔でかわいい。

 

 

無事にトンボを助けたキキは町の人々のために離れた町まで部品をもらいにいき、無事に花火大会も開かれます。

 

 

もちろん、キキとトンボは一緒に花火を見ます。

これだけでもよいんだけどね!

キキがトンボにここで告白するんです!

でもね!!

花火にかき消されるの!!!!!

 

恋花火!!!!!!!!!!!1

 

突然のNEWS!!!!!←

 

マジで恋花火大好き人間なのですごい頭の中が恋花火だった(語彙力)

聞いたことない人、今すぐ恋花火検索して聞いてください。

確かにこのかわいい2人にぴったりな曲やな、って思った。

もう2人で夏祭りも行ってくれよ。

 

 

しかも本編はここで終わるの!

あぁ、甘い、甘すぎるよ魔女宅・・・

 

 

 

舞台はこの後も続くんですけどね。

 

この後は映画でいうエンドロールみたいな。

セリフなしで、この後のコリコの町の様子。

キキは仕事を続けていて、町の人たちもキキの優しさに触れることで嫌な部分がなくなっていくという意味のストーリーだと思う。

そして最後にキキが故郷へ帰ります。

ここからセリフあり。

 

久しぶりにコキリとオキノのもとに帰ってきたキキ。

いわゆるエピローグ的な感じですね。

 

コキリは嬉しそうにキキに「話聞かせて?」と言ってキキが持ち帰ったおソノさんたちからのお土産をしまいにいきます。

オキノは「ボーイフレンドなんてできてないよな?」なんて心配症発揮。

キキはトンボがいるけど、そんなことは言いません。

「ひみつー!」とかわいくいってコキリのもとに逃げます。

「ちょ、待ちなさい!」というオキノのセリフで舞台終了。

 

 

カーテンコールは基本的にそれぞれのご挨拶のみ。

キキとトンボだけはセットの家から出てきて、ほかの人はみんなそれぞれのそでから登場。

キキもトンボも出てき方がかわいい。

でももっとかわいいのは3回目くらいのコールのときに2人だけになってて、2人がちょっとだけ本編の中のぬいぐるみの1件のときの「魔女に頼み事をしたから代償に何かとられるんじゃないか」っていう感じの歌を歌ってくれるんですよ。

それがめっちゃかわいかった。

カエルにされるかも。って歌うトンボが最強にかわいい。

 

 

コールのたびに温かく見守られてるキキとトンボを見ると本当に素晴らしいカンパニーなんだな、って思いました。

 

 

もう千穐楽まで終わってしまったので、この舞台は見れないのだけれど、今後もずっと続いてほしい。

同じキャストでも、またキキとトンボは違う人になってもいいと思う。

 

パンフレットにも書いてたけど、本当に見る年齢によって全然感じ方の違う舞台だと思います。

小さい頃は感じなかったことを感じて泣いたり。

考えさせられてしまったり。

本当に現代人みんな見るべきだと思う。

それくらいよかったです。

 

東京公演から大阪公演まで約1か月、本当にお疲れさまでした。

 

次は関ジャニ∞さんのライブ名古屋!!

楽しみすぎて今からそわそわしてます!(笑)

 

ではそのときまで!

ここまで読んでいただき、ありがとうござました(^^)